木坂氏Alchemy第4回

木坂氏のセミナーAlchemy第4回の動画が3月2日に配布された。テーマは「ビジネスとは何か?」で2時間強。1ヶ月前に視聴済みだけど、記事を書くのを忘れていた。以下は要点と感想。
近代資本主義は人間疎外。近代経済学は個人の欲望の正当化に由来。近代以前では経済は神学の領域だったとは驚き。
実質GDP-物価上昇率=名目GDP
実質GDP→好況時、名目GDP→不況時で景気を判断。
物価下落=人が物を買わない。
財務省資料では国民負担率約50%≒五公五民。昔なら一揆が起きる。
国民負担率=税負担率+社会保険率
スウェーデンは福祉大国→7割取って5割返す。実質2割。
日本→5割取って15%返す。実質35%。
福祉による国民への還元を考慮すると、日本は実質的な税金が高い。
経済成長→生産と消費が増える。
企業が儲からないと生産が増えない。
消費が増えるには所得が増えないといけない→所得が増えるには生産が増えないといけない→生産が増えるには消費が増えないといけない、という3すくみが現状。
貸し倒れ8兆円 / 銀行貸付400兆円=2%
2%+経費(1.5%とするなら)=3.5%の利息でないと、銀行は貸したくない。
現状は1.7%で貸している→なら国債でも買おうとなる。
またはファンドへ流れている。
ヴォルカー・ルール→金融機関の投資業務規制→金融商品は去年70%上昇→つまり、金融市場はバブルになっているので規制するぞとヴォルカーが言ってる。
もし規制が始まり、投資資金引き上げが始まると、投資業のレバレッジ10倍なら、10兆円の引き上げが100兆円のマイナスとなる。
デフレ→物価の下落→人々の認識価値が下がること。
価値を横流しする企業→不況、価値を生む企業→景気と関係ない
人生の舵取り意識の有無で、人は二分できる。人生を自分で切り開く人は、背後に理念・価値観・信念などが無いと響かない。
大衆と貴族→2種類の顧客。
オルテガ・イ・ガゼー「大衆の反逆」の言う「貴族」でないとビジネスはできない。つまり、大衆にビジネスはできない。
貴族とは、自らに多くを課し、奉仕を生きる人。
大衆は自分のことにしか関心が無い。ビジネスは人助けがスタートなので、自分の損得ばかり考える大衆がビジネスを始めても上手くいかない。
オルテガの大衆の反逆は10年くらい前に読んだな。ビジネスに応用できる本とは‥再読しよう。
木坂氏のセミナー参加者はただの平均人で、大衆的な自意識を持つ人達に違和感を持っていたんじゃないかな。だから「大衆の反逆」に食い付きが良かったんじゃないかと。
貴族は、常に一流から学ぶ。一流とは人間に限らない。
コピーを恐れない。コピーされることを前提で臨む。または、コピーされないレベルのものを作る。
率にこだわらない。数字に拘ると楽しくない。最初は拘るのはいいけど、そこから抜け出る。
「やりきる」ことに拘る。ただ、95%が10日続くと59%(0.95の10乗)云々は詭弁誤謬だと思う。前日を100とし、前日の95%なら当てはまるけど、なぜ複利計算なんだろう?言いたいことはわかるけど。
細部に拘る。「年に一度あるかないかのプレーに備えるのが最後の差になる」(イチロー)
ニッチとは流行の隙間。流行が無いと、ニッチがわからない。
ニーズではなく、相手に興味を持つ。ニーズをつかもうというギラギラした態度では、誰も心を開かない。
流行→大衆が顧客、ニッチ→貴族が顧客。





トラックバックURL